医院ブログと歯の豆知識

CLINIC BLOG & TOOTH KNOWLEDGE

医院ブログ2023.01.09

2023年 診療が始まりました

2023年も診療が4日から始まりました。

仕事始めから、体調は何も悪くないのですが、何故か年末から声が出ません。

世界の片隅で愛を叫んだわけでも、ライブで人を沸かせた訳でもないのに声が出ないけど、とにかくカッスカスの声しか出ない。

2023年早々お聞き苦しい声で皆様にはご迷惑をお掛けしています。

声はでていないけれど元気です。

さて1週間を終えて。

とりあえず新年から昼休みが取れませんでした。泣き言じゃないですよ。

むしろありがたい事です。1週間、動いていないから疲労が取れているので、むしろ忙しく働けるのは心地よいです。

それだけの数の患者さんが来院して頂けるということを感じています。

開業してから何年かは患者さんが多いわけではありませんでした。

患者さんが歯科医院に来るのは当たり前ではありません。信頼関係を構築し継続的に通院して頂いている患者さんもいらっしゃれば、色々お調べになって初診でgoogle map の口コミを見て来院される患者さんもおられます。この辺に歯医者はうちしかないわけではなく、数多くの歯科医院がある中で、当院を選んで下さった訳で、本当にありがたいことです

2023年 こうして健康(声は出ないけど)に忙しくスタート出来る事本当に感謝です。

連休の後はとにかく急患の患者さんが多いです。

「被せ物、詰め物が取れた」

「急に歯肉が腫れた」

「歯が欠けた」

「新患で急患 歯石を取って欲しい」

等。

これは毎年のことですが、1週間分のお口のトラブルを抱えた患者さんが集中するからです。

たった1週間程度休んだ間にこれだけ多くの患者さんがお口にトラブルを抱えるのかと驚きます。

医療の基本は「病んだ人の悩みを解決すること」ですから、急患対応は本質と言えます。

でももう一つの事実があります。

「困らないと歯医者に行かない」事はお腹が痛くないから医者に行かない、とは根本的に違うという事です。

何故なら虫歯も歯周病も生活習慣病。

医科の生活習慣病である高血圧の人、糖尿病の人が困らないと医者に行かない、と言うことをしたら何が起こるでしょうか?

気づいた時には重症。そして数値改善は一時的にしても徐々に悪くなっていく未来が待っています。

急患でも最初は良いのです。でも、いつも急患は何も解決しません。

病気を根本的にコントロールするには、問題が起きてからの場当たり的な医療では不十分なのです。

そして、診療は予約の患者さんが優先です。それが医院と患者さんの交わした「約束」が予約だから。

来週からは衛生士学校の実習生が来ます。

「ここに来てよかった」

そう思える1ヶ月間にしたいと思っています。

今年も全力で、医院史上また自分史上、最高の自分を更新していけるように全力で頑張ります。

患者様の皆様、今年も宜しくお願い致します。