医院ブログ2023.07.06
49歳になった、歯科医院院長
「はらデンタルクリニック」を33歳の時に開院して、16年
知識と経験が未熟で一生懸命な筋肉質の若者は49歳の小太りのおじさんになりました。
見栄えは悪くなったけれど16年前にはなかった知識と経験を身につけて、少しだけ真実と未来が見える様になった気がします。
真実って何?
それは「当たり前のことをやれば良い結果を得られる。しかし多くの人は当たり前のことをやる事が出来ない」
という事です。
「人には相手が誰であっても態度を変えずに親切にした方がよい」
「情けは人の為ならず。人への親切は自分の為になる。何故ならば、思いやりは先払いした方が、人に愛されるからである」
「人間関係は相手をコントロールしようとするから険悪になる。お互いを尊重し合い、承認する事と交渉する事が大事である。」
「食事は食べ過ぎない方が良い」
「煙草は吸わない方が良い」
「お酒もできれば飲まない、飲むにしても飲みすぎない方が良い」
「甘いものはあまりとらない方が良い」
「歯磨きは毎日3回以上した方が良い」
「健康に対する検診は定期的に行った方が良い」
「早く寝て、早く起きた方が良い」
「人と自分を比較する事は自分を幸せにしない」
「時代は動くので常に学びをやめない方が良い」
「感情よりも理論に基づいた判断をした方が良い」
「時間もお金も有限で、決して無駄使いはしない方が良い」
「健康は老若男女に関わらずお金では買えない重要なものである。
健康な生活は健康に困っていない時は当たり前であるが、健康を失った人にとって何にも代え難い価値があるものである。若いうちは健康を犠牲にお金を稼ぎ、年を取ってから健康のためにお金を使う、とダライ・ラマも言っている。」
「過去と人を変える事はできない。しかし、自分の考え方・行動と未来は変える事ができる。良い結果を求めるならば変えられるものにフォーカスを当てて思考と行動を選択するべきである」
「目的があり、その目的達成のチェックポイントとして目標があり、目的からの逆算で日々の思考と行動の選択を行うと良い」
「事実はひとつだが、解釈は無数である。そしてその解釈を私達は選ぶ事ができる。」
「幸せである為の条件として、は近しい人との良好な人間関係、経済的に困窮しない事、健康である事がとても大事である。」
「病気は軽症であれば多くの医療人が治せるが、重症ならば誰が術者でも治癒率は下がる」
「軽症のうちは症状が出にくい。だから定期的なチェックは必要である」
等、100年前からあまり変わらないし、きっとこれからも変わらないのではないかと思います。
ある意味、良い人生を歩むための究極のHOW TOであると言えます。
そして多くの人が上記の事を知っています。
しかし
実際は上記の様に考えて行動することができていないのです。
時代は動きます。
テクノロジーやモラル、常識は変わるかもしれない。
それでも変わらないものがある
そして、それが正しいと分かっていても、人はそういう思考、行動が出来ない時が沢山ある動物。
だからこそ真理に戻る事をずっと大切にする事。
そうしていることで、躓いても未来は開ける。
医療技術やテクノロジーの進化、東日本大震災、リーマンショック、新型コロナウイルスの蔓延
予想出来なかった変化や未曾有と言われることも沢山経験しました。
だからこそ、変わることと変わらない事を知ることができました。
これからも思い悩む事も迷うこともあるでしょうが49歳がこれまでの48年より少し賢くなった分、少し経験を積んだ分、有意義な1年を送りたいと思っています。
プレゼントを下さった患者様の皆様、本当にありがとうございました。