その他2024.10.06
入院しました だから急患を診る事の大事さがあらためて身に染みました。だからキャンセルポリシーを作りまし
ブログ、かなり久しぶりの更新です
2階の新しいエリアが出来たり
妻が癌に侵されて手術したり
息子が中学の関東大会、全国大会に100mで出たり(昔、自分の出た大会で息子の付き添いをするのは感慨深かったです)
色々なことがここ数ヶ月でありました。
そして「色々ありました」に加わったのが、9/17に、急な腹痛で、前日から明け方までかなり痛みが強かった為、病院が開くのを待てずに。救急車で病院に行ったところ、そのまま入院になりました。
病名は腸閉塞
以前、腸のヘルニアの手術を受けており、その箇所が少し狭くなっている事が原因のひとつだった様です。
救急車の中で、いくつかの病院には受け入れを拒否される、救急隊員さんのやりとりが聞こえてきました。
今、医療業界は深刻な人出不足
それはやむを得ないのは知っています。
父も弟も医師だから
しかし、痛いから、受け入れ先がないのはとても困る
幸いにも所沢美原総合病院に受け入れて頂き、入院することになりました。
点滴で、飲食を止めて腸が動き出さなければ、鼻からアクセスすることになります
幸いにも鼻から器具を入れることは回避できました。
1週間で退院する事ができました。
入院中には先生方、看護師さんに大変良くして頂きました。
でも所沢美原総合病院のGoogle の口コミを見ると低い評価。
助けてもらった僕にはとても悲しい。
コメントを見ると、気持ちはわからないじゃないのですが、病んで不安を抱える患者さんにとって、医療機関の評価は厳しい見られ方をします。
で、ここからが本題です。
実はうちの歯科医院、とても予約が取りにくいです。
経営者の院長がびっくりするくらい、予約が取りにくいです。
歯科医師採用の為に今も色々やっていますが、更にありとあらゆる事をやらなくてはいけないと思っています。
でも、医療の原点は「急患」だと思います。
それは、せっかく人が一番、困っている時だから
その健康に関する困ったことを解決するのが医療です。
自分が困った時に助けてもらったありがたみがわかるから、自分も困った人を助けたい。
痛い、怪我したなどの緊急性の高い急患を断ることなく受け入れたい
でも現実問題として、急患の患者さんが多いと、予約の患者さんはいらっしゃるわけで、せっかく御予約頂いた患者さんに迷惑をかけてしまう。
どうしたら良いんだ?
それで、「キャンセルポリシー」を作りました。
医療機関として、身勝手で生意気に思われるかもしれません。
せっかく通っていただいている予約の患者さんも、困って歯科医院にかかりたい急患の患者さんも守りたいのです。
その為に、やむを得ない状況は別にして予約を守って頂けない患者さんで開いてしまう診療枠をなるべく減らして、時間という有限のものを最大に有効活用をして助けられる多くの患者さんを助けたい。
ですから、基本的には当院は「痛い」「怪我」の患者さんは断りません。
ですが、緊急性の高くない場合は、拝見出来ない時があります。