その他2024.10.06
副院長 鶴野先生から 「はらデンタルクリニック に就職して」
はらデンタルクリニック副院長鶴野拓志です。
当医院で勤務し、得られることは治療の基本/基礎技術はもちろんの事、歯科医院経営についてなどです。そして何より最大の良さはあなたの「強み」を伸ばす教育方針ということです。
私は、大学時代不真面目で留年、国試浪人も経験しました。そんな怠惰な勤務医は採用されないだろうと、勤務先を悩んでいたところ、同大学、部活の先輩(院長)に「一緒に働かないか?」と声をかけられ、はらデンタルクリニック勤務医1期生として2013年に採用されました。
当時、カリキュラムはなく、まず院長のアシスタントに入り、患者さんへ話の伝え方などを徹底的にパクる(TTP)こと。現在は診療内や時間帯や曜日を決めて練習ですが、診療前後に院長と基本/基礎技術の練習をやることからスタートしました。 他にも練習はありますが、この基本/基礎技術を身につけることは正直大変でした。
研修終了後、多くの先生方は、“インプラントをやりたい”など色々な治療を経験したいと思います。私もそうでした。研修医時代に多く治療経験をさせてもらえる医院だったため、多少の自信はありました。しかし、チェックなしでは虫歯が取れなかったのです。
裸眼での診療、ミラーの使い方や診療フォームに問題があり見えていないことが理由でした。
あるセミナーで、できる歯科医とできない歯科医を分けるのはフォームだと言う著名な先生もいらっしゃいました。そこでフォームの基本、同軸ライトとルーペを購入し、一定距離を保ち/姿勢を保持すること、口腔内をのぞき込まないようにミラーテクニックを習得していきました。おかげで歯科医になり、1度も首や腰が痛くなることはありません。
基礎技術も虫歯の取り方からCR/エンド/補綴/外科など、多岐にわたり徹底して丁寧に教育をしてくます。
院長自身も自己研鑽し、多くのセミナーへ参加しており、医院が勧めるセミナーに参加することもありますが、基本/基礎技術が身についているため、セミナー実習は、手直しがいらないことがほとんどです。
歯科医院を1人で開業していれば、同業者から評価をしてもらうことはありません。私は、院長に評価して貰いますが、厳しい面もあるため、こんなに出来ていないものかと落ち込むことも多々ありました。しかし、セミナー実習で著名な先生、同業者からの評価は歯科医師として自信に繋がり、自己研鑽をしながら徐々に出来ること、任せられることを増やしていきました。出来ることが増えればこのまま安泰と思いますが、そうではありません。
“好きこそ物の上手なれ”という言葉があるように得意なことは楽しんで出来ますが、不得意なことはなるべく避けたい気持ちになります。
当医院は基本/基礎技術を大事にし、不得意な診療を全くやらないわけではないですが、勤務医それぞれの得意・強みを伸ばす教育/育成をしています。
得意・強みを伸ばす教育方針は、停滞し伸び悩んでいた私の“歯科医師としての価値”があがり、飛躍するきっかけとなりました。私の価値(=患者さま/スタッフからの信頼や承認を得る)があがったことで、「ここで働きたい」とより思い、はらデンタルクリニック副院長として長期雇用を決断することに至りました。
将来、どのような選択をするにしても歯科医師は(開業/副院長/分院長/勤務医)経営者/経営人になります。歯科技術はもちろんの事ですが、マネジメントを学ばなければなりません。マネジメントは院長任せではなく、勤務医が実際に医院運営する立場だったら?という視点で診療しており、スタッフ/患者さまへの対応をフィードバックしてもらい、足りないことは、週1回時間を取り(食事の時もあります)院長だからと気を使いすぎることなく、コミュニケーションを取るようにしています。また、歯科専門コンサルタントを数ヶ月に1度招いていますので、歯科の現状や他医院のマネジメントについても学べる環境です。
最後に私が、はらデンタルクリニックに興味も持たれている勤務医へお伝えしたいことに、
「自分の手でより良い治療を患者さまに届けたい」「歯科医師として成長したい」「自分の思うような歯科医師人生を歩んでいきたい」そんな意思のある先生はお勧めです。
大学時代、過去に失敗した経験があったとしても関係はありません。あなた次第で未来は変えることは出来ます。
はらデンタルクリニックは、あなたの「強み」を伸ばし、価値ある歯科医師人生にできる歯科医院です。
ぜひ、共に歯科医師人生を価値あるものにしていきましょう。