インプラント
IMPLANT
IMPLANT
インプラントとは、顎の骨に純チタン製の小さなネジのようなインプラント体を埋め込み、その上に人工歯を固定する治療法です。入れ歯やブリッジでは、歯茎より上の歯冠部分は再現できても、歯根を再現することはできません。インプラント治療なら歯根まで再現でき、見た目と機能の両面において元の自然な状態に近づけることができます。
歯は、食べ物を噛むだけでなく、言葉を発したり顔の表情を生み出したりするなど、日常生活において非常に重要な役割を担っています。だからこそ、やむを得ず欠損してしまった歯は何らかの方法で補う必要があるのです。
インプラントは、健康な歯を傷つけることなく失った歯を人工的な歯で補う治療です。人工的な歯と言っても、厳密には歯そのものだけでなく歯の根っこ(歯根)まで含んだ構造になっています。入れ歯やブリッジと大きく異なるのは、インプラントは顎の骨に人工的な歯根をしっかり固定する点です。本物の歯と同じように顎の骨に人工歯が支えられており、限りなく自分の歯に近い構造になります。
インプラントは、主に4つのパーツで構成されています。「インプラント体」と呼ばれる人工歯根(歯根部)、上に被せる人工歯(被せもの)、その間をとりもつアバットメント(支台部)と保持スクリュー(ネジ)が一体となって1本の歯の役割を果たします。
レントゲン撮影・口腔内模型の型取り・口腔内写真撮影・今後の参考資料作成
治療計画・医師による説明
治療の進め方・治療にかかる費用など、インプラント治療について詳しくご説明します。
1次手術
ドリルで骨を削ってインプラントを埋入するための穴を空け、インプラントを埋め込みます。インプラントと骨が結合するまで、下顎の場合は2〜3ヶ月、上顎の場合は4〜6ヶ月待ちます。その間、インプラントの上に仮歯を入れる場合もあります。
2次手術
インプラントの頭を出して骨と結合しているか確認したうえで、インプラントにキャップを装着します。1〜2週間おいて、傷口が落ち着くのを待ちます。
インプラントに土台を立て、被せる冠の模型を採取
できあがった人工歯の冠を装着
メンテナンス