補綴治療
PROSTHESIS
PROSTHESIS
補綴治療とは、主に歯を失ってしまった箇所に、その歯の代わりをする人工の歯を作って入れる(噛めるように補う)治療のことを指します。
治療内容は、「部分入れ歯」や「総入れ歯」、歯が1本だけ無い箇所や飛び飛びに無い箇所に対して残っている歯を支えにして橋渡しをする「ブリッジ」などがありますが、近年では「インプラント治療(人工歯根の上部構造製作)」も補綴治療の分野として考えられています(厳密には、歯周外科補綴治療として、口腔外科・歯周病科・補綴科にまたがる総合的な分野)。
さらには、歯冠(歯の頭の部分)が虫歯などで崩壊して噛めなくなった歯に対して、残っている部分(歯の根)に人工の歯を被せて元の形を回復し、噛めるようにすることも補綴治療の範囲です。
歯は歯茎の中にある根の部分(歯根)と、口の中に出ている頭の部分(歯冠)に分けられます。みなさんがむし歯になり、歯がボロボロになったと気づくのは歯冠が無くなるからです。歯冠がボロボロになっても歯根がしっかりしていれば、クラウン(被せ物)による治療を受けることができます。
歯が1~2本無くなった場合、無くなった両脇の歯がしっかりしている場合に、両脇の歯を支えとして人工の歯を橋のように架ける治療をブリッジと言います。歯の根(歯根)がしっかりしていれば、歯根に土台(金属などで製作します)を立てて冠を被せるために型をとり、ブリッジを作ってセメントで固定します。
部分入れ歯は、生まれつき歯が少なくて隙間が広く空いていたり、むし歯や歯周病、あるいは事故や手術などで歯や骨の一部が無くなったりした場合に、その無くなった部分を補う装置のことです。部分入れ歯によって形態や見た目の不良を回復し、食事や会話の機能を改善します。
人間の歯は、親知らず(第3大臼歯)を含めると全部で32本あります。これらが何らかの原因で抜けてしまい、歯が1本も無くなってしまった人を「無歯顎者」と呼びます。無歯顎者が食べたり話したりする機能を回復するために、口の中に入れる人工の装置が総入れ歯です。総入れ歯を装着することによってQOLが向上します。
補綴治療とは、主に歯を失ってしまった箇所に、その歯の代わりをする人工の歯を作って入れる(噛めるように補う)治療のことを指します。
治療内容は、「部分入れ歯」や「総入れ歯」、歯が1本だけ無い箇所や飛び飛びに無い箇所に対して残っている歯を支えにして橋渡しをする「ブリッジ」などがありますが、近年では「インプラント治療(人工歯根の上部構造製作)」も補綴治療の分野として考えられています(厳密には、歯周外科補綴治療として、口腔外科・歯周病科・補綴科にまたがる総合的な分野)。
さらには、歯冠(歯の頭の部分)が虫歯などで崩壊して噛めなくなった歯に対して、残っている部分(歯の根)に人工の歯を被せて元の形を回復し、噛めるようにすることも補綴治療の範囲です。